人間は寝ている間にも汗をかいているので、朝起きてすぐの体は水分が不足しているんです。

不足した水分を補う時に、健康のために朝に摂取したほうがいい飲み物をご紹介しますよ。

紅茶やコーヒーは朝の飲み物の定番ですが、より健康にいい朝の飲み物はどちらか考えてみました。

おすすめの飲む時間帯なども参考にしてみて下さいね。

●朝飲むコーヒーと紅茶どちらが健康にいい？

■朝飲むならコーヒーと紅茶どっち？

人間の脳は目覚める時間に合わせてコルチゾールというホルモンが分泌されるのですが、起床する時に分泌のピークを迎えて、起きてから１時間後まではコルチゾールが高い状態を維持するんですって。

コルチゾールの分泌により覚醒している状態の体に、更にカフェインを取り入れて覚醒してしまうとカフェインへの耐性ができてしまい、カフェインの効果が効きづらい体になってしまうんですね。

この理由から朝起きてからすぐにカフェインが含まれた飲み物は飲まないほうが良いんです。

紅茶には100gあたりカフェインが20mg、コーヒーには100gあたりカフェインが40mg含まれています。

朝飲む場合ではカフェインの少ない紅茶のほうがおすすめなんですね。

紅茶はフレーバーによって様々な香りを楽しむ事もできますよね。

好みの香りでリラックス効果を高めながら飲むと良いですよ。

■コーヒーや紅茶を飲むのにおすすめの時間帯

コルチゾールは起きてから1時間後の他に12時、17時に分泌量が増える傾向があるんです。

コーヒーや紅茶のようなカフェインが含まれている飲み物を飲む場合は、コルチゾールの分泌が少なくなる10時前後、15時前後がおすすめなんですね。

 ●朝起きてすぐにカフェインを多く取り入れるとどうなる？

朝起きて胃の中が空っぽの状態のところにカフェインが取り入れられると、胃液の分泌が促進される事になります。

空っぽの胃に更に胃液が分泌されると胃痛を起こす場合があるんですよ。

過剰な胃液の分泌で胃痛が起こった場合は、胃に優しい食事を心がければ数日で改善すると思います。

慢性的な胃炎にならないように起きてすぐのカフェイン摂取は控えたほうがよさそうですね。

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●その他の朝飲むと健康に良い飲み物

■白湯

人間は寝ている間にコップ1杯ぶんの汗をかいていると言われていますね。

朝起きてすぐは血液中の水分量も足りておらず、ドロドロ血になりがちです。

脳梗塞や心筋梗塞などを起こさないためにも、起きたらまず白湯を一杯口にするのがおすすめですよ。

■トマトジュース

トマトに含まれるリコピンには疲労物質を抑える性質があるんです。

朝に飲む事で一日の疲労をたまりにくくする体作りができるんですね。

市販のトマトジュースには塩分の含まれているものと含まれていないものがあります。

塩分の摂取はなるべく控えたほうが体に良いので、塩分が含まれていないトマトジュースを飲むのがおすすめですね。

■グリーンスムージー

生の葉野菜とフルーツと水をミキサーにかけて作ったものをグリーンスムージーと言いますね。

加熱、殺菌処理が行われた市販の野菜ジュースよりも栄養価が高いので朝食の一品に取り入れるのが人気なんです。

おすすめのグリーンスムージーの作り方はコチラ↓

美容とダイエットに簡単グリーンスムージー

朝に飲むグリーンスムージーには柑橘類を入れないのがポイントなんです。

柑橘類に含まれるソラレンという物質を取り入れると、紫外線を吸収しやすくなるとう性質があるからなんですね。

■牛乳

朝起きてすぐに牛乳を飲むと、胃腸が活発に活動するような刺激を与える事ができるんです。

便秘が気になる人は朝起きてからすぐの牛乳を試してみて下さい。

牛乳からの刺激で腸が活発に動き排便が進むと思います。

●まとめ

朝起きてすぐの体は、寝ている間に汗をかいたぶん水分が減っていて、胃袋も空っぽの状態になっていますよね。

胃や体にいい飲み物を起きてからすぐに飲むようにすると便秘を解消できたり、脳梗塞や心筋梗塞の予防にもなる事がわかりましたね。

コーヒーや紅茶はカフェインが含まれていますが、紅茶のほうがカフェインが少ないですし香りからリラックス効果もあることから紅茶のほうが朝にはおすすめですね。