お茶には様々な成分が含まれていたり、効果が期待できますが、中でも体を温める効果があるお茶にはどのような種類があるでしょうか。
ほうじ茶のように焙煎の過程でカフェインを少なくできるものや、ノンカフェインのお茶を6種類ご紹介しますね。
もくじ
●身体を温めるお茶6選
■ほうじ茶
ほうじ茶は元はカフェインの含まれる緑茶葉から作られるお茶ですが、茶葉を焙煎する過程でカフェインの量が減りカフェインレスなお茶に仕上がるんですね。
温かいほうじ茶を飲むと香ばしい香りを楽しむ事でリラックス効果もありますし、ほうじ茶に含まれるカテキンに抗酸化作用があるので、血管をしなやかに保ってくれるんですね。
しなやかな血管になることで毛細血管にまで血液が行き渡り冷え性を改善してくれるんですよ。
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■黒豆茶
黒豆茶の色素にはアントシアニンというポリフェノールがたっぷりと含まれていて、アントシアニンは高い抗酸化作用があり細胞の一つ一つを強くしてくれるんです。
血中のコレステロールが溜まりにくくなっていって、サラサラとした血液が毛細血管にまでめぐるようになるんですよ。
体の隅々にまで血液がめぐると手足の先や、臓器の毛細血管が温まって冷え性を改善してくれるんですね。
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■三年番茶
三年番茶はその名の通り、茶葉を蒸して、揉んで、乾燥させて、三年間熟成させて、焙煎しているのでカフェインやタンニンの含有量が減り、香ばしい香りと旨みの深いお茶なんです。
三年間熟成させる間に発酵が進むことから、三年番茶にも体を温める効果があるんですね。
ビタミンCも豊富に含まれていて、体を温めてくれることから冷え性やお肌のトラブルを改善したい女性に人気のお茶なんですよ。
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■ごぼう茶
ごぼうの皮にはサポニンという成分が含まれていて、血行促進効果があるんですよ。
ごぼうには水溶性・不溶性両方の食物繊維がたっぷりと含まれていて、ごぼう茶に溶けだした水溶性の食物繊維を飲んで、飲んだ後の茶殻を料理に混ぜると不溶性の食物繊維も食べられる一石二鳥のお茶なんですね。
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■よもぎ茶
よもぎ茶は日本で古くから飲まれている健康茶で、ノンカフェインなんです。
シオネールという成分が豊富に含まれていて、血行をよくする効果があるんですって。
また、クロロフィルが含まれていて、クロロフィルは末梢血管を広げてくれたり、抗アレルギー作用があるんですって。
妊婦さんに不足しがちな栄養素を含む上に、ノンカフェインなので、よもぎ茶は助産院でも導入されるほど妊婦さんにおすすめのお茶なんですね。
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■かりん茶
体が疲れた時に起こる肩こりや腰痛などの症状は、患部に疲れの元となる乳酸という疲労物質が溜まる事で起こるんですね。
かりんに含まれるクエン酸は、この乳酸を分解して血流をよくする働きがあるので、疲労回復や冷え性に効果があるといわれているんですよ。
その他にもかりんにはカリンポリフェノールという成分が含まれていて、のどの炎症や喘息、咳止めに効果があるんですよ。
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●身体を冷やすので避けたいもの
温かい飲み物を飲むと一時は体が温まったような気がしますが、体を冷やす成分が含まれている場合は後々体が冷えてしまうという事も起こり得るんですね。
体を冷やす効果ああるので避けたいものをご紹介します。
■カフェイン
カフェインには毛細血管を拡張して血行を促進する働きがあると言われているにも関わらず、何故カフェインは体を温めるために摂取しないほうが良いのでしょうか。
理由はその摂取量なんですね。
少量であれば血管の拡張や血行促進の効果を得られるかもしれませんが、それを超えると自立神経を刺激して覚醒作用と血管を収縮させる作用に働いてしまうんですね。
摂取量の調節が難しい事から、カフェインレスの飲み物のほうが安心できると思います。
■白砂糖
人の体は血糖値のバランスを保とうとしてインスリンを放出する際に、体温も一緒に下げる性質があるんですが、白砂糖のように吸収の早い糖質を飲み物に多く入れると体の体温も一気に下がりやすくなるんですね。
体を温める飲み物の中で甘い味のものは、かりん茶、ゆず茶、生姜茶などが代表的ですが、いずれの飲み物にも甘味料としてはちみつがよく使われていますよね。
はちみつは白砂糖と比べて糖質の吸収が穏やかなので体を冷やしにくい甘味料なんですよ。
●まとめ
お茶の中には体を冷やすものと、体を温めるものがあり、ご紹介した6種類は体を温めるお茶でしたね。
体を温める成分や、血流を良くしてくれることで手先や内臓の毛細血管にまで血流が行き渡るので、内臓の働きや、体の代謝や美容も期待できるものが多かったです。
カフェインや白砂糖が体を冷やす効果があるのには驚きました。
甘味料には白砂糖の代わりにはちみつなどを使うとより体を温める効果が得られそうですね。