三年番茶というお茶をご存知ですか?
番茶を三年熟成させる方法で作られる三年番茶には、他のお茶とは違った体に有効な効果が色々あるんですよ。
カフェインは少なめで妊婦さんにも人気なんですよ。
女性が喜ぶ効能を持った三年番茶のご紹介と、おいしい入れ方をご紹介します。
もくじ
●三年番茶の効能と効果は?
■カフェインがとっても少ない
妊婦さんや、赤ちゃんがいるご家庭ではなるべくカフェインを含んだ食べ物や飲み物を取り入れないように気を付けていますよね。
そんなご家庭には三年番茶がおすすめですよ。
三年番茶は、茶葉を蒸して、揉んで、乾燥させて、三年間熟成させて、さいごに焙煎するため、工程の途中でカフェインやタンニンが抜けていくんです。
香ばしい香りがとても良く、飲みやすいので、妊婦さん、子どもや赤ちゃん、お年寄りなど幅広い年齢層に安心して飲んでもらう事ができますよ。
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■プロビタミンCによる美肌効果
三年番茶に含まれるビタミンCは、でんぷん質で覆われていてビタミンCが熱で壊れにくい性質を持つプロビタミンCという成分になっているんです。
熱に強い性質をもつプロビタミンCは、三年番茶をぐつぐつと煮出す間も分解されず、すべての栄養を体内に取り込む事ができるんですね。
ビタミンCはコラーゲンを活性化し、お肌に潤いと弾力を与えてくれる効果があるので、三年番茶を飲むと美肌効果が期待できるんですよ。
■体を温める効果がある
お茶にも様々な種類があり、体を冷やしてくれる効果のお茶もあれば、体を温めてくれる効果のあるお茶もあります。
発酵が進んでいるお茶であるほど体を温める傾向があり、三年番茶も三年間熟成させる間に発酵が進んでいるので、体を温める効果があるんですよ。
冷え性の人や、体を温めたほうが良い妊婦さんにもぴったりですね。
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●三年番茶ってどんなお茶?
そもそも番茶とは、新芽を摘み取ったあとの残りの茶葉から作られるお茶で、通常の緑茶に比べて大きく固めの葉や茎を原料としているお茶なんです。
カテキンが豊富に含まれているので緑茶よりもお茶の味が深いのが特徴です。
そんな番茶を使って作る三年番茶は、茶葉と茎を三年間熟成させて作っているので三年番茶と呼ぶんですね。
●三年番茶のおいしい入れ方
■やかんで煮出す方法
水1リットルに対して茶葉を10~15g入れます。
水の状態から中火にかけ、沸騰したら弱火にし、10分ほどゆっくりと煮出します。
ぐらぐら煮立たせると味が落ちてしまうので注意して下さいね。
金属製のやかんでも十分に美味しく煮出す事ができますが、土瓶や陶器でできた焼き物のほうがより美味しくなるそうですよ。
■急須で入れる方法
一人あたり3gの茶葉を目安に急須に茶葉を入れて、熱湯を注ぎます。
蓋をして、約30秒ゆっくりと蒸らして下さいね。
まわしつぎをして、急須にお茶が残らないようしっかりと注ぎ切ります。
●まとめ
三年番茶は三年もの間じっくりと熟成させて作られる番茶で、熟成の間に苦味成分であるタンニンや、カフェインの多くが抜けているお茶なんです。
カフェインが少ないと妊婦さんや赤ちゃんなども安心して飲めますし、寝る前などにも時間帯を気にせずに飲む事ができますね
ビタミンCが豊富で美肌を作りやすくしてくれたり、体を温めてくれる効果があるんです。
冷え性に悩む人や、お肌がきれいになりたい人が飲むことから、特に女性が喜ぶお茶ですね。
急須で入れる方法もありますし、やかんで煮出した三年番茶は味も香りもしっかりとしているのに、苦味や渋み成分は少なく、とても美味しく入れる事ができますよ。