熱湯玉露という名前のお茶は聞いた事がありますか?
玉露の旨みを残しつつも、玉露ほどお湯を冷ましていれる必要がないので、旨みと渋みのバランスがほどよいお茶なんです。
玉露やかぶせ茶をはじめとする緑茶の産地である福岡県八女市で生産された玉露は甘味や芳醇な香りが楽しめる貴重なお茶なんです。
玉露の効能や効果、味わい、伝統本玉露の美味しい入れ方についてご紹介致します。
●熱湯玉露とは?
熱湯玉露とは、かぶせ茶の別名として扱われる場合もあれば、玉露とかぶせ茶をブレンドしたものとして扱われる場合があるんです。
玉露の旨みを楽しみたいけれども、玉露だけでお茶を入れようとした場合、最も美味しく抽出する温度が50℃と煎茶などを抽出する時に比べてお湯の温度がとても低いんですね。
お茶の旨みと渋みをバランスよく味わいたい人、お茶の入れ方を手軽に済ませたい人などにとっては玉露よりも熱湯玉露のほうが扱いやすく味わいも好まれる場合があるんですね。
●玉露の効能と効果
玉露は新芽が出る頃に太陽の日差しを遮って栽培しているので、渋み成分であるタンニンの生成が少なく、旨み成分のテアニンが豊富に含まれているお茶なんです。
また、テアニンだけではなく、ビタミン類やアミノ酸も豊富に含まれているんですよ。
玉露に含まれるビタミン類は美容に効果があり、ビタミンA、C、Eなどはシミやシワ、くすみの改善に効果があると言われているんですね。
玉露入りの化粧水や洗顔料などを使い続けると美白効果が期待できるそうですよ。
カテキンには強い抗酸化力があるので、肌を保護してくれて若々しく保ってくれたり、抗菌作用もあるので、お肌のトラブルが起こりにくくなるとも言われているんですね。
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●八女伝統本玉露とは
平成9年度から八女茶全体の銘柄をより高品質にするために、玉露本来の作り方で生産された玉露を、伝統本玉露と呼ぶ事になっているそうです。
玉露は茶葉の新芽が出る頃に太陽の日差しを遮って栽培するのですが、近年では日差しを覆う素材は化学繊維でできたものを使用している農家も多い中、伝統本玉露という名前がついているお茶は稲わらを使った伝統的な資材を使っているんです。
16日以上覆われた新茶は、丁寧に手摘みされて品質を管理しているので、八女伝統本玉露はとても品質の高い伝統的な玉露なんですよ。
伝統本玉露の水色は金色透明と表現されるほど美しいんです。
薄い色に見えても味わいは深く、芳醇な茶の香りが楽しめるんですって。
八女で作られた玉露は、平成13年から12年間連続で農林水産大臣賞を受賞しているほど評価も高い最高級品なんですよ。
高級玉露生産地,八女の熱湯玉露 100gお茶日本茶緑茶煎茶粉茶番茶ほうじ茶茎茶玉露10P13Nov14 価格:1,404円 |
●八女伝統本玉露の美味しい入れ方
茶葉は一人あたり3~4g
50~60℃のお湯で2分半ほど抽出します
玉露の場合は一人あたり25ccが適量と言われています
お湯の量は少なめにいれることで茶葉の旨みがしっかりと抽出されたお茶を入れる事ができますよ
●まとめ
熱湯玉露とは、玉露の味わいを残しながら普通のお茶と同じように手軽に入れられるお茶のことで、かぶせ茶と同等のお茶として扱われているものなんですね。
熱湯玉露は新茶の収穫前に太陽の光を遮って栽培しているので、茶葉の成分は苦味を感じるタンニンは少なく、旨みを感じるテアニンが豊富に含まれているんですね。
口あたりのよいほのかな甘みが楽しめるお茶で、ビタミンやカテキンも豊富に含まれていることから、美容にも良いと言われているんですよ。