しそ茶はさっぱりとした味わいで人気のお茶ですが、花粉症などのアレルギー症状を抑える効果があるんですよ。
その他にも様々な嬉しい効果がありますので、しその葉に含まれる成分の効能や効果を詳しくご紹介しますね。
青じその葉、赤じその葉どちらでしそ茶を作れば良いのかや、それぞれの葉で作る美味しいしそ茶の作り方もご紹介しますね。
もくじ
●しそ茶の効能と効果
■血管を若々しく保つ効果がある
αリノレン酸とは人間が体内で作ることのできない必須脂肪酸なんです。
食べ物から取り入れる必要があり、しその葉に豊富に含まれているんですね。
αリノレン酸を取り入れると、血液中で血栓が作られるのを防いだり、血圧を安定させたりする効果があるんですね。
■花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果がある
ロズマリン酸はしそに含まれるポリフェノールの一種で、過剰に反応する免疫機能を抑える効果が認められているんですね。
副作用の無いアレルギー軽減物質として注目を集めているんです。
ロズマリン酸は青じそよりも赤じそに多く含まれているんですって。
赤じその葉20枚ぶんのロズマリン酸を摂取するとアレルギー反応を抑制する効果があるそうですよ。
しその葉のまま取り入れるのが大変な場合はしそ茶にして取り入れると手軽で良いんですね。
■アンチエイジング効果がある
しその葉にはルテオリン、ロズマリン酸などのポリフェノールが含まれていてこれらには抗酸化作用があるんです。
抗酸化作用があると老化の原因となる活性酸素が発生するのを抑えてくれますし、細胞一つ一つを若々しく保つ効果があるんです。
血管などがしなやかになったり、お肌のキメが細かくなったりもするんですよ。
■ダイエット効果がある
ロズマリン酸には食べ物に含まれる麦芽糖をブドウ糖に変化させないという効果があるんです。
人間は麦芽糖は吸収せずに、ブドウ糖を吸収するので、ブドウ糖に変化させないということは糖分の摂りすぎを抑えるという効果があるんですね。
糖分の摂取を抑える事ができると、中性脂肪の消費を促してくれるのでダイエット効果もあるんですね。
●青じそと赤じその違い
しそ茶を作る時に青じそ、赤じそどちらを使えば良いのか悩んだ時のために青じそと赤じその違いを考えてみたいと思います。
青じそは、太陽光にさらされても活性酸素が葉に蓄積されにくい性質があり、また活性酸素を速やかに除去する葉緑体を持っているんですって。
アンチエイジング効果を重視する場合は青じそを使ったしそ茶を飲むと効果が高いかもしれませんね。
一方赤じそは、アントシアニンという赤い色素が豊富にふくまれているんです。
アントシアニンは抗酸化作用はもちろん、肝機能の向上や、血流を増加させる効果があるんです。
毛細血管の隅々にまで血流を増加させることで肝臓など内臓の機能を高めたり、眼の健康をサポートする効果があるんですね。
アレルギー症状を緩和するロズマリン酸も赤じそのほうに多く含まれているので、花粉症などのアレルギー症状を和らげたい人は赤じそ茶もおすすめです。
どちらの葉を使ってもしそ茶を作る事ができますので、取り入れたい効果に合わせてしその葉を使い分けても良いかもしれません。
飲んだ時の味は、青じそ茶のほうが夏場に飲みたくなるようなさっぱりとした味わいで、赤じそのほうが香りも風味も豊かな味わいだと思います。
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●美味しいしそ茶の作り方
■青じそで作る場合
【用意するもの】
青じその葉20枚、岩塩
【作り方】
やかんに青じその葉、岩塩を入れて中火にかけます。
沸騰したら弱火にして15~20分ゆっくりと煮出します。
しっかりと煮出す事で成分はより抽出されますよ。
しそ茶だけで飲みにくい人や、アレルギー症状をより抑えたい人は甜茶とブレンドする事で飲みやすくなりますよ。
参考サイトはコチラ↓
■赤じそで作る場合
【用意するもの】
赤じその葉20枚、レモン汁少々
【作り方】
水500ml以上の鍋に赤じそを入れて火にかけます。
しその葉から赤い色素が抜けるぐらいまでしっかりと煮出します。
煮出した赤じそ茶にレモン汁を少々加えると鮮やかな赤に変化しますよ。
参考サイトはコチラ↓
●まとめ
しそ茶は青じその葉、赤じその葉のどちらでも作る事ができて、アレルギーを抑制する作用があるので花粉症などの症状を緩和する効果がある事がわかりましたね。
その他にもアンチエイジング効果や、血圧を安定させる効果、糖質を吸収しにくくするダイエット効果などもありました。
さっぱりとした味わいが美味しいしそ茶は夏場にもぴったりですし、手軽に作れてしっかりと効果を取り入れる事ができるのでおすすめですよ。