プーアル茶を飲むと血糖値を抑える事ができたり、利尿作用で血液をサラサラにする効果があるのでしょうか。
一般的にお湯出しで飲むプーアル茶を水出しで入れた場合にどうして美味しくなるのか、水出しの利点をご紹介しますね。
ポリフェノールやサポニンが豊富に含まれているプーアル茶の効果とは?
もくじ
●プーアル茶の効能は利尿作用があり血糖値を下げる効果もある
■ポリフェノールが高める利尿作用
プーアル茶にはポリフェノールが沢山含まれていて、ポリフェノールには活性酸素を取り除いてくれる効果が期待できるんですよ。
活性酸素を取り除くというのは、血液内にある余分な成分とくっついて体内から排出してくれる作用の事なんですね。
余分な成分を排出しようとして利尿作用が高まると言われているんですよ。
活性酸素が余分な成分と結合することで血管が固くなったり、血管が詰まりやすくなったりしてしまうのですが、ポリフェノールが活性酸素を除去してくれるので血液がさらさらになる効果があるんですね。
血行が促進されたり、血圧が安定したりする効果が期待できます。
■サポニンが血糖値を安定させます
プーアル茶にはサポニンという成分も沢山含まれているんです。
サポニンというのは植物の葉や茎などに含まれる有機化合物で、苦味やえぐみの元となる成分ですが、健康に良い事がしられている成分なんです。
サポニンには血液循環を良くしたり、悪玉コレステロール値を下げたり、血液中の中性脂肪を排出したりする効果があると言われていて血糖値にも効果があるそうです。
サポニンを効果的に摂取するには食べる順番が大きく関わっていて、食事の時には先にサポニンを取り入れてから炭水化物を後から食べると血糖値の急上昇を抑える事ができるんですよ。
プーアル茶を食前から取り入れると血糖値の管理に効果があるかもしれませんね。
●水出しとの違いは?
一般的にはプーアル茶はお湯を注ぎ、一煎目は洗うつもりで捨ててしまうものなのですが、近年では水出し用のプーアル茶なども販売されていますよね。
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お湯で入れるプーアル茶とはどのような違いがあるのでしょうか。
水出しでお茶を入れた場合、高温で染み出るカテキンの量が抑えられて、低温でも染み出るアミノ酸の含有量が多くなるんですね。
アミノ酸の含有量が多くなると口当たりがよくなり美味しく飲めるようになります。
また、アミノ酸の種類でテアニンという成分が豊富に含まれているのですが、テアニンは遊離アミノ酸と呼ばれる種類のアミノ酸で、リラックス効果やストレスを軽減する効果が高いんですよ。
プーアル茶は他のお茶よりも発酵させる期間が長くて、その過程でカフェインの含有量が少なくなるんです。
テアニンのリラックス効果と、カフェインの含有量が少ないことから、水出しのプーアル茶は飲む時間帯を気にせずに美味しく頂けるという事がわかりましたね。
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●熟成し続けるプーアル茶
プーアル茶に賞味期限は無いんですよ。
長く熟成させればさせるほど味が良くなると言われていて、家庭で適正に保存していれば熟成は更に深まって美味しくなると言われているんですね。
プーアル茶の保存に最適な環境は、常温でやや乾燥した場所、他の臭いが移らない場所、太陽光の届かない場所、温度の変化を抑えられる場所、という条件なんです。
茶葉は硬く圧縮されているものも多いので、プーアル茶を飲むときは必要な量を崩しながら使い、適正に保管しましょう。
いつまでも美味しいプーアル茶が家庭で楽しむ事ができるんですね。
●まとめ
プーアル茶にはポリフェノールとサポニンが豊富に含まれている事がわかりました。
ポリフェノールが血液内の余分な成分を排出する効果を高めてくれて利尿作用が高まるんです。
サポニンは血糖値の急激な上昇を抑えてくれることがわかっているので、食前からプーアル茶を取り入れると食事時の血糖値の管理に役に立つんですね。