どくだみ茶は十薬と呼ばれるほど健康効果が高いと言われていて、美肌効果があるといわれていますが、どれほどの効果なんでしょう。
また一日に美味しく飲める摂取量の目安はあるのか、また副作用があるのかを調べてみました。
●どくだみ茶の効能は?ミネラルとフラボノイドが豊富
どくだみ茶には様々なミネラルと、フラボノイドが含まれていて、それらの効果が高いことから十薬と呼ばれるほどの植物なんですね。
どくだみに含まれるミネラルにはカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛など様々ですが、特にカリウムが多く含まれているんです。
カリウムには体内に含まれた余分な塩分を排出したり、血圧を安定させる効果が期待できるんです。
どくだみに含まれるフラボノイドにはクエルシトリン、デカノイルアセトアルデヒド、イソクエルシトリンなどのポリフェノールの一種なんですね。
特にクエルシトリンは利尿や排便を促す作用が強くて、排泄することで体内の毒素を外に排出してくれるデトックス効果が高いと言われているんですよ。
どくだみ茶には体を体内から体質改善してくれる効果が高い飲み物なんですね。
●どくだみ茶の美肌効果
美肌を作るために欠かせないのが老廃物の排出や、便秘の改善なんです。
美肌と便秘は密接に関わっていて、便秘が続くと吹き出物が現れやすくなったり、お肌が荒れたり、むくみやすくなったりする原因になるんですよ。
どくだみ茶はクエルシトリンの効果で排泄を促す効果が高く、便の出がよくなるんですよ。
また、どくだみは飲むだけではなくお風呂の入浴剤としても使えるんです。
どくだみ風呂は血行を促進してくれて体を芯から温める効果があるので、お腹をしっかりと温めてくれるんです。
冷え性や生理痛軽減に効果があったり、内臓の機能を活発にしてくれると言われているんですね。
血行がよくなると、細胞の新陳代謝が活発になったり、皮脂の分泌する力も高くなります。
皮脂は洗い落とすものと思われがちですが、皮脂には体の皮膚を健康に守る役目があるんですよ。
乾燥している肌を守って改善する効果があると言われているんですね。
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●摂取量はどれくらい?飲みすぎても大丈夫?
どくだみ茶はデトックス効果が高かったり、美肌効果があることから沢山飲んでしまいがちですが、どくだみ茶は多く飲めば飲むほど体に良いとは限らないんです。
どくだみ茶には便秘を改善する作用があるのですが、だからといって飲みすぎると下痢の原因になったりするんですよ。
また、どくだみ茶にはカリウムが豊富に含まれているのですが、腎臓の機能が低い人がどくだみ茶を沢山飲んでしまうと、腎臓から尿へと排出されるはずのカリウムが排出しきれずに高カリウム血症を起こしてしまう可能性があります。
高カリウム血症になると、しびれや嘔吐、最悪の場合は命に関わる事態になりかねないので、腎機能の低い人はどくだみ茶を飲む量に注意が必要ですね。
健康な人がどくだみ茶を飲む時の一日に飲む量の目安は、1~2リットルと言われているので、目安を参考に飲む量を加減することが大切なんです。
とはいえ、普通に飲んでいる分には良く飲んでも500ml程度でしょうから、そこまで気にしなくても大丈夫ですね。
●まとめ
どくだみ茶にはカリウムやフラボノイドが豊富に含まれていて、デトックス効果が高い事や、美肌に効果があることがよくわかりました。
しかし飲みすぎると下痢のもとになったり、腎機能が低下している人が沢山飲むと病気の原因になるので、一日に飲む量には注意が必要なんですね。